皆さんこんにちは!!
野球大好きVtuberの風巻こころ(kazamakikokoro)です!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡

2018年のプロ野球公式戦、クライマックスシリーズの全日程が終了し、残すは福岡ソフトバンクホークスと広島東洋カープの日本シリーズを残すのみとなりましたね!


安定した強さでセリーグを勝ち抜いた広島と、圧倒的な火力を誇るリーグ覇者・埼玉西武ライオンズに劇的なジャイアントキリングを果たしたソフトバンクの頂上決戦の行方も気になるところですが、もうひとつ、ストーブリーグに向けた目玉といえば…


10月25日におこなわれる『プロ野球ドラフト会議』!!


将来のスター選手、そして球団の未来を占うドラフト会議は、毎年、シーズンに勝るとも劣らないドラマが繰り広げられます。


さて、そんなドラフト会議ですが、今年は特に役者揃い! 例年に増して熾烈な駆け引きが予想されます…。


2018年は、最終的に123名の高校生、110名の大学生がプロ志望届を提出しました。


今回は、その中から特に注目の4人の高卒選手たちをピックアップしてみましょう!!



























・NEO二刀流!? 
根尾昴選手(大阪桐蔭)



なんといっても、各球団の動向に注目が集まっているのはこの選手!! 今年のドラフト会議きっての注目株ですね!


強豪・大阪桐蔭でも最強世代の声も高い今年の三年生の中でも、根尾昂選手は複数球団の競合1位必至といわれています。もはや指名されるかどうか…というレベルではなく、はたして何球団が一位指名の当たりクジを争うことになるか、というところでしょう。


根尾選手は、最速150km/hのストレートで打者をねじ伏せる本格派投手としてだけでなく、高校通算32本のホームランを放つスラッガーでもあり、2018年夏の甲子園では6試合に出場し、遊撃手として打率.429、3本塁打という素晴らしい成績をあげ、大阪桐蔭を春夏連覇へ導きました。


U18大会にも日本代表として出場し、木製バットへの高い順応性も見せ、高卒野手の即戦力として大きな期待が寄せられています。


甲子園連覇メンバーにして、長打のある若き即戦力ショートといえば、どの球団も生え抜きのセンターラインとして喉から手が出るほど欲しいスター候補生。


ショートが固定出来ていない球団はもちろんのこと、不動のNo.1ショート坂本勇人選手を擁する読売ジャイアンツなども、近い将来のうちに後継者を育てなければなりません。


すでに1位指名を公言しているのは読売ジャイアンツ、ヤクルトスワローズ、中日ドラゴンズの3球団。また、楽天イーグルスも1位指名は野手に絞るとしており、チーム事情としても近年ショートのポジションが固定できていないことから、争奪戦に加わる可能性が高いです。日本ハムファイターズも通例、1位指名は常にその年の目玉にストレートに特攻することが特色(?)となっていますので、根尾選手の指名は固いでしょう。


少なくとも5球団は確定、おそらくは6~8球団の競合となるのではないでしょうか!


当然、投手としてもプロレベルの素材である根尾選手。すでに読売ジャイアンツなど「二刀流OK!」を公言している球団もあるなか、大谷翔平選手に続く「二刀流スター」の誕生なるか、プロ入り後のポジションにも注目しなくてはいけませんね!!



・秋田に輝く主人公! 吉田輝星選手(金足農業)


今年の夏の甲子園大会、日本をもっとも沸かせた出来事といえば、金足農業高校の大躍進でしょう! 競合を次々に破り決勝の舞台にまで上り詰めた、そんな金足農業の先頭に立って牽引した「主人公」、吉田投手にも大きな注目がかかっています!


吉田選手は身長176cm、投手としては決して恵まれているとはいえない体格ながら、甲子園をひとりで投げ抜いたスタミナはもちろん、伸びのあるストレートと、フィールディングにも定評があります。


弱点として、ストレートと変化球の投球フォームの差が指摘されていますが、そこを上手く修正できれば、2年目、3年目あたりの早い段階での一軍マウンドで活躍することでしょう。活かすも殺すも投手コーチの腕の見せ所、といったところでしょうか。


才能のすばらしさは誰もが認めるところ。甲子園準優勝投手ですから即戦力、と思われるところですが、この選手はまだまだ伸びしろに溢れる素材型といえましょう!


ドラフト指名としては、根尾選手の複数競合を回避しての一本釣り狙いの1位、もしくは一巡目の競合を外した球団のいわゆる「はずれ1位」の段階で競合されると目されています。


東北といえば、楽天イーグルス。競合する根尾選手を回避して、地元のヒーローとして吉田選手を1位指名する可能性が考えられます。2018年シーズンの先発ローテーションのうち、100イニングスを投げ切った投手は3人、貯金を作った投手にいたっては先発では岸投手のみという、厳しい投手の台所事情もあります。吉田選手を救世主として育て上げる、という選択肢は充分にアリでしょう。


また、圧倒的な火力でシーズンを勝ち上がりながら、クライマックスシリーズで計44失点という大敗を喫した西武ライオンズにも、来期以降の投手力の補強が急務となっています。ここでも若き吉田選手の将来性はピンポイントといえます。



・新世代の大砲! 藤原恭大(大阪桐蔭)


2018年を完全制覇した大阪桐蔭高校。レギュラーのメンバーはほぼ全員がプロレベルと評される黄金世代ですが、特に今回のドラフトの目玉として根尾選手と双璧をなすのが、藤原恭大選手です!


勝負強いフルスイングが魅力の藤原選手、2018年夏の甲子園では6試合に出場し12安打、そのうち二塁打3本・本塁打3本を放つ大活躍。長打率は驚異の.923、OPSはなんと1.404! 11打点をあげ2つの盗塁を決める、まさに走攻守三拍子揃った選手です。


50mで6秒を切る俊足、遠投110mの強肩、高校通算32本塁打の長打力を持ち「トリプルスリーにもっとも近いルーキー」と言えるのではないでしょうか。


すでにロッテが1位指名を公言していますが、当然ながら有力な1位指名競合候補でもあります。


若手外野手が伸び悩み世代交代が出来ていない球団、チーム全体の長打力に悩む球団はぜひとも欲しいところでしょう。


阪神タイガースは2018年もベテランの福留選手、糸井選手がフル回転の状態で、若手の外野手が固定出来ていません。本塁打も糸井選手16本、福留選手14本がツートップという状態ですから、強打の外野手ともなればまさにピンポイント。チーム事情によっては、初年度から一軍での活躍が期待できるかもしれません。


あるいは、外野手全体の世代交代と長打力不足に悩み、2018年に若き大砲岡本選手を華々しく開花させた実績のある読売ジャイアンツが、「松井秀喜二世」として藤原選手を育成するプランを見据えているかもしれませんね。



・和製ジーター!? 小園海斗(報徳学園)


ショートとして大阪桐蔭の根尾選手と並びドラフト1位候補として名が挙げられるのが、報徳学園の小園選手です!


高度なバッティング技術、長打力を誇りながら、50m5.8秒の俊足を生かした走塁と固い守備が持ち味。


特筆すべきは、センスと肩の強さを活かした、大きく後ろ寄りで守る強気なポジショニングによる抜群の守備範囲。その能力はすでに超高校級、プロの一軍レベルに達しているとのもっぱらの評判なのです。


打撃に関しても高校通算37発と、根尾選手、藤原選手を超える数字を残しています!


現時点で小園選手の指名を公表しているのはソフトバンクホークス。小園選手の走攻守三拍子揃った高い身体能力を評価しての、王貞治会長直々の堂々の宣言です。ポジションといい、かつて鷹のプリンスと呼ばれ、名実ともにホークスのスターであった川崎選手のような存在感を期待されているようですね!


オリックスも同じく1位指名を公表しており、小園選手もまた、3~4球団が競合することが確実視されています。


また、ヤクルトスワローズに指名されれば、自身あこがれの山田選手と「トリプルスリー二遊間」を結成する…そんな姿も見られるかもしれません!? 広島カープに指名されれば菊池選手と誰も破れない異次元の二遊間を見られるかも… そんな夢を感じさせてくれるファンタジスタの去就に注目です!



他にも、大阪桐蔭からだけでも6人前後がドラフト5巡を待たずに消えるとも言われています。どちらにしても、今年のドラフト会議はいくつもの波乱とドラマが待ち受けていそうですね…!



10月25日、平成最後のドラフト会議に注目です!!